ソフト闇金優良ランキング」を信用してはいけない理由|そもそも「優良な闇金」は存在するのか

「ソフト闇金優良ランキング」を信用してはいけない理由|そもそも「優良な闇金」は存在するのか

「ソフト闇金 優良ランキング」「安全なソフト闇金」「優良ソフト闇金 即日融資」――。

お金に困って検索していると、このような言葉を使ったサイトを目にすることがあります。

しかし、ここで最初に知っておかなければならないことがあります。

「ソフト闇金」という呼び方に安心感を持ってはいけません。

金融庁は、貸金業を営む者には財務局長または都道府県知事の登録が必要であり、登録を確認できない業者からは借入れをしないよう注意喚起しています。

つまり重要なのは、「ソフト」「優良」「口コミ評価が高い」といったネット上の表現ではありません。正規の貸金業者として登録され、法律に基づいて営業しているのかという点です。

「ソフト闇金優良ランキング」は何を基準にしたランキングなのか?

ランキングサイトを見ると、

  • 対応が丁寧
  • 即日融資可能
  • 審査が柔軟
  • 在籍確認なし
  • 口コミ評価が高い

などを理由に順位付けされていることがあります。

しかし、その順位を誰が、どのような調査方法で決めたのでしょうか。

運営者が実際に各業者の貸金業登録、契約条件、金利、取立て方法などを確認しているのか。掲載業者との利害関係はないのか。口コミは実際の利用者によるものなのか。

こうした点を確認できないランキングを、金融商品の安全性を判断する材料として信用するのは危険です。

検索順位が高いことやランキング1位であることは、その業者が合法・安全であることを意味しません。

「ソフト」という言葉で危険性がなくなるわけではない

「闇金」というと、怒鳴る、脅す、職場まで取り立てに来る、といったイメージを持つ人もいるでしょう。

そのため、「ソフト闇金」と書かれていると、「普通の闇金より安全なのでは?」と感じてしまうかもしれません。

しかし、判断すべきなのは名称ではありません。

金融庁によると、反復継続する意思を持って金銭を貸し付けることは貸金業に該当し、貸金業を営むには行政庁への登録が必要です。

また金融庁は、SNSなどで「個人融資」「お金貸します」といった形で勧誘するケースについても、違法な高金利での貸付けや、別の犯罪被害・トラブルにつながる危険性があるとして注意を呼びかけています。

「ソフト」「親切」「安心」と名乗っているから合法になるわけではありません。

最初の対応が親切でも安全とは判断できない

特に注意したいのが、最初の対応です。

金融庁が紹介しているSNS個人間融資の事例でも、「一人で悩まずご相談ください」「お力になります」といった親しみやすい言葉や、「即日融資」「柔軟に審査」などの表現で利用者が接触しやすいようにする特徴が示されています。

つまり、対応が優しいこと自体は安全性の証明にはなりません。

むしろ、「怖くなかった」「LINEの対応が丁寧だった」「ちゃんと振り込まれた」といった情報だけで信用してしまわないことが重要です。

「本当に融資された」から安全、でもない

詐欺サイトとの違いとして、「実際にお金を貸してくれるなら大丈夫なのでは?」と思う人もいるかもしれません。

これも危険な考え方です。

問題は「融資されたかどうか」だけではありません。

貸金業者として適切に登録されているか、金利などの契約内容が法律に適合しているか、違法な取立てが行われないか、といった点まで確認する必要があります。

日本貸金業協会も、ヤミ金融について違法な高金利や強引な取立てなどの被害に注意するよう呼びかけています。

口コミもそのまま信用しない

ランキングサイトとセットで掲載されることが多いのが口コミです。

「すぐ借りられました」

「対応が神でした」

「他社で断られたけど貸してもらえました」

このような口コミが大量に掲載されていたとしても、それだけで安全性を判断することはできません。

インターネット上の匿名口コミについて、投稿者が本当の利用者なのか、サイト運営者や業者と無関係なのかを読者側から確認することは困難です。

口コミより先に確認すべきなのは公的な登録情報です。

確認すべきなのは「ランキング」ではなく貸金業登録

借入先を調べる場合、ランキングサイトを何サイトも比較するより重要なことがあります。

その業者が正規の貸金業者として登録されているか確認することです。

金融庁は、登録の確認ができない業者からは借入れをしないよう明確に注意喚起しています。

なお、登録番号らしきものがホームページに書かれているだけで信用するのも危険です。金融庁は、架空の登録番号を表示したり、別の登録業者の番号を詐称したりする悪質業者についても注意を呼びかけています。

業者自身が掲載している情報だけで判断せず、公的な情報と照合することが大切です。

「ブラックでも借りられる」という言葉に追い込まれないで

ソフト闇金を検索する人の中には、すでに消費者金融やクレジットカードなどの利用が難しく、「もうここしかない」と考えている人もいるでしょう。

しかし、その心理状態だからこそ、冷静な判断が難しくなります。

「今日中に必要」

「どこからも借りられない」

「少額だから大丈夫」

「給料日に返せる」

そう考えていても、高額な負担が発生すれば、次の返済のために別の借入先を探すことになりかねません。

金融庁も、ヤミ金融を利用することで過酷な取立てや違法な高金利によって生活の破綻につながるおそれがあるとして、行政機関などへの相談を呼びかけています。

すでにソフト闇金に申し込んでしまった場合

すでに申し込んだ、個人情報を送った、あるいは借りてしまった場合でも、一人で相手と交渉し続ける必要はありません。

金融庁が案内している相談先には、金融庁金融サービス利用者相談室、消費者ホットライン「188」、警察相談専用電話「#9110」、日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センターなどがあります。

脅迫や嫌がらせなどを受けている場合は、やり取りを削除せず、メッセージ、電話番号、振込先、振込履歴などを保存して相談することも重要です。

まとめ:「優良なソフト闇金」を探すこと自体を見直そう

「ソフト闇金優良ランキング」を検索していると、まるで複数の業者の中から安全な会社を選べるように見えることがあります。

しかし、「優良」「安全」「口コミ1位」「おすすめ」といったネット上の評価と、法的に適正な貸金業者であることは別問題です。

ランキングの順位ではなく、まず公的な貸金業登録を確認してください。

そして登録を確認できない業者については、「少額だから」「一度だけだから」「対応が優しかったから」と利用しないことが重要です。

お金に困っているときほど、「今すぐ貸します」という言葉は魅力的に見えます。

しかし、本当に必要なのは「どのソフト闇金が優良なのか」を探すことではなく、違法な金融業者との関係を作らず、正規の制度や相談窓口を使って問題を解決することです。


参考情報

・金融庁「違法な金融業者にご注意!」
・金融庁「SNS等を利用した『個人間融資』にご注意ください!」
・日本貸金業協会「悪質な金融業者にご注意!」

※本記事は違法な金融業者の利用を推奨・仲介するものではありません。借入れを検討する際は、貸金業者としての登録状況や契約条件を必ず確認してください。

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